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2019/12/07 16:54
ウェディング事業の下請けを行っている「FINEBLOOM」です。
突然ですが、みなさんはウェディングベールの意味をご存知ですか?
ウェディングベールは古代ギリシャ時代より「花嫁様を魔物から守る」という意味で付け始めたと言われています。
今では「母親の愛情」の表現として、ベールダウンの儀式も定番となってきました。
日本では和装が主だったことから、結婚式でウェディングドレスが取り入れられたのは1873年(明治6年)。
正確な年数はわかりませんが、ウェディングベールの歴史が紀元前とすると、日本の歴史はまだまだ浅いです。
今では日本のウェディングドレス業界も賑わっていますが、「バルーンベール」や「三段ベール」といった、
デザイン性のあるウェディングベールの生産はまだまだ少ないです。
今回はデザインベールの中でも人気のある『三段ベールワイド300㎝幅』をご紹介いたします。
装飾の無いシンプルなバックベールがトレーンの装飾をキレイに魅せます。
魅力はトップのふんわり感。
すべて長さの違う3枚のベールで、グラデーションのような印象に。
三段ベールに使用している生地は、日本製(190㎝幅)とフランス製(300㎝)の2種類。
納得のいくハリと柔らかさになかなか出会えず、インターネットだけでなく自らの足で問屋巡りをしました。
東京の日暮里や大阪の船場...色々なところから情報を得てやっと巡り合えたソフトチュールです。
もともとは日本製チュールのみで190㎝幅の三段ベールを制作していたのですが、
お客様からお問合せが多く、300㎝幅の制作をはじめました。
日本製のソフトチュールにはウェディングベールに使用できる300㎝幅が生産されていない為、
インポートドレスにも使用されているフランス製チュールの仕入れを始めました。
なんと、仕入原価で4倍の差があります。
こうして今や当ショップの1番人気、『三段ベールのワイド幅』が誕生しました。
コームは日本製の22本足銀メッキ。
根元部分が目立たないよう、サテン生地でコーム部分を包み込む縫製をしています。
この仕上げは手作業で丁寧に仕上げていきます。
最後に幅の違いです。
トレーンの大きなプレンセスラインには300㎝のワイド幅がピッタリです。
今では挙式に限らず、前撮りや後撮りでもウェディングベールをご着用される花嫁様が増えてきました。
もちろん三段ベール以外にも、シンプルなウェディングベール・可愛らしい雰囲気のバルーンベールなど種類も販売しています。
長さの変更も可能ですので、運命のドレスのにピッタリのウェディングベールをお選びください。